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2009年12月 3日

インフルエンザ対策のお話です。

インフルエンザ対策としてタミフルの服用、そしてワクチン注射が奨励されています。

マスコミ報道のせいでしょうが、まず薬剤ありきのような風潮も一部に見られます。

それは正しいのでしょうか?

インフルエンザ対策としては、薬剤の前に手洗いの励行、マスクの着用そしてうがいと口腔清掃が重要であるというのが、医学的には正しい見解だと思います。

手洗いとマスクは、インフルエンザウイルスを取り込まないために重要だ、
というのはお分かりだと思います。

では口腔清掃とうがいは??

インフルエンザの感染はいわゆる「のど」の粘膜で最初に起こると考えられています。

通常{のど」の粘膜はあるたんぱく質によって表面が保護されていて、

容易にウイルスが進入できないようになっています。

ところが、こう中(歯ぐき、舌など)、扁桃腺などにたくさん生息している細菌が出す酵素が、その粘膜を保護しているたんぱく質を破壊してしまい、インフルエンザに罹りやすくさせてしまうということがわかっています。

ある老人ホームでの調査で、口腔清掃を積極的に実施したおかげで、インフルエンザの発生率が10分の1に抑えられたという、有名な報告があります。

ですから歯磨きは、むし歯や歯周病対策というだけではなく、インフルエンザ予防にとっても重要なことなのです。

では舌や扁桃腺はどのようにしてきれいにすればいいでしょうか?

私たちは、「ぶくぶく」、「ごしごし」、「がらがら」という指導をしています。

幼稚園で皆さん習いましたね!

「ぶくぶく」、、、特に問題なくできますね。

「ごしごし」???これは傷つけやすい舌の掃除方法です。
少し水を含んで、何かを飲み込むときの舌の位置を取ります。
できるだけ下の後ろ部分を上顎の天井部分(口蓋といいます)に押し付けながら、前後にこすります。
粘膜同士なので決して傷がつくことはありません。

「がらがら」、、、のどは、基本は筒のような形ですが袋状になっている部分もあるので、首の角度を変えたり、左右に頭を傾けたりしていろいろ工夫しながらおこなってみてください。

それぞれを15~20秒くらい、全部で1クール60秒くらいでおこなってみてください。
ボクは朝晩歯磨の後に、3クールおこなっています。
ずっと風邪やインフルエンザとは無縁です。

私たちの医院ではこれを、「水トリートメント」と呼んで皆様に指導させていただいています。

この「水トリートメント」は、実は重要な口臭治療・予防法でもあるのです。

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赤坂パークビル歯科 院長 福田 原

赤坂パークビル歯科
院長 福田 原(ふくだはじめ)

赤坂パークビル歯科公式サイト

日本歯科麻酔学会認定医
日本抗加齢医学会認定医

1958年
 山口県下関市生
1976年
 東京都立石神井高校卒業
1983年
 北海道大学歯学部卒業
1983年~
 北海道大学歯学部付属病院
 第一口腔外科入局
1986年~
 同歯科麻酔科入局
1987年~
 大通り福田歯科医院(札幌)
 開設
1993年~
 赤坂パークビル歯科開設